認証機関の違い

ハラル認証取得を始める前に、みなさま迷われるのが「どこの認証団体がいいのか」ではないでしょうか? はじめての方は特に気になる点かと思います。
世界のハラル認証機関は300以上、日本には8つの認証機関がありますが、ハラル基準は1つに定まっていませんし、プロセスや、認証の有効性なども様々です。相違点を把握しておくと、どの認証機関が自社に合っているのか、検討しやすいかもしれません。

 

主な相違点
1.取得にかかる費用
2.ハラル認証が有効な国(相互認証)
3.ハラル基準
4.申請から取得までのプロセス
5.認証の有効期限

 

1.取得にかかる費用

まずは、認証機関ごとに初回にかかる費用や、認証を更新する時の費用が全く異なります。
認定する製品ごとで費用が変動する場合、海外からの検査人渡航費がかかる場合など、費用設定も様々です。

 

2.ハラル認証が有効な国

認証機関を選ぶ基準の1つに、その認証機関の認証はどこの国に有効なのか、これが1つの判断材料になるのではないでしょうか。
ハラル認証の有効性(相互認証)も、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、中東など、各認証機関によって異なります。

 

3.ハラル基準

ハラル基準は、認定基準そのものですので、使用原材料の検査基準や、2項でみたハラル認証の有効国によっても基準が異なる場合があります。
例えば、屠畜場を認定する際、中東とマレーシアでは屠畜方法と、それに伴うハラル基準が異なります。事前にどこまでが検査対象なのか把握するとよいでしょう。

 

4.申請から取得までのプロセス

事前に工場を視察し、認定可能か判断してから進める機関や、事前検査はお客様の任意としている機関もあります。
また提出書類や、セミナー(研修)の受講、最終審議までのスケジュール等も認証機関によって様々です。認証をとりたい時期が決まっている場合は、予め確認しておくとよいでしょう。

 

5.認証の有効期限

平均は1年間~3年間です。更新時の更新料金の発生の有無、認定製品によっても有効期限が異なる場合があります。


以上が弊協会からみた相違点です。
どこが良い・悪いというのではなく、ハラル認証を取得したい製品の種類や、輸出したい国などを総合的に判断して選定なさることをお勧めします。
なお、各認証機関同士が基準などの情報を共有することはありませんから、実際の基準や詳細はお客様でご確認をお願い致します。

 

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